2007年08月15日
断続平衡説
ディフェンスコーディネイターの上田です。今週土曜日には富士通FRONTIERSとのプレシーズンゲームが行われます。今まで唯一,一度も対戦したことのない関東の強豪チームであり,あわせて元チャレンジャーズ藤田HCが率いるチームだけに,気合いの入った熱いゲームが予想されます。今年の秋の戦いを占う上で重要な一戦になると思いますので,「勝利」という結果にこだわった戦いをしたいと思います。
生物進化の一つの説として「断続平衡説」というものがあります。これは,簡単に言うと進化は連続的に徐々におこるのではなく,環境変動などがあった時に爆発的におこり,その後はしばらく平衡状態が続くという考え方です。
その説の根拠としては次のようなことがあげられています。
・ある生物Aが進化し,生物Bになったとします。化石をいろいろ探していてもその中間的な生物A´やB´が化石はなかなか見つかりません。いろいろな生物でもそのようなことが言えるので,中間的な生物A´やB´は見つからないのではなく,いないという推論が導き出されます。
・進化が徐々起こるならば,生きた化石と呼ばれるシーラカンスのような生物が長い間,姿形を変えずに存在しているのはおかしい。
・現在の生物とは全く違う系統の多数の生物群が,化石(およそ5億7千万年前)がアメリカのバージェス頁岩という地層から見つかった。
話が長くなってしまいましたが,昨シーズンのリーグ戦敗退という衝撃的な出来事を経験し,我々を巡る環境は大きく変化しました。
そういった状況の下で,自らの意思で去っていったメンバーもいます。一方で新たに加わってくれた頼もしいメンバーもいます。勝負に勝つためには勝ち馬に乗るという考えもあるでしょうし,穴を狙うという考え方もありますので,一概にどちらが正しい選択かは結果が出るまでわかりません。ただ苦労して自分たちの努力で掴み取った勝利の味は何物にも替えられない事だけは確かです。
2002年以降停滞した状況から,爆発的にチームが変革する時かもしれません。そうであって欲しいと願います。
*写真はバージェス頁岩や断続平衡説についてかかれたなかなか面白い「ワンダフルライフ」という本です。